ストリートグライド2024年モデルの特徴について
ハーレーダビッドソンが2024年の新モデルとして発表した「ストリートグライド」は、2023年に創業120周年を迎え、ますます好調な同メーカーの勢いを感じさせるバイクとなっています。
先代モデルからのパワーアップを実現しつつ価格は据え置き、ハーレーのライダーにとってはこれ以上ない状況での発表となりました。
そんな2024年モデルの特徴としては、まず先代と比較して8.2kgほど軽量化に成功している点で、より日本人にとって扱いやすくなっています。
一方で全長が10mm短く、シート高は25mm高くなっています。
シート高がアップしたのが気になる方もいらっしゃるかもしれせんが、足つきがよくなっており、軽量化と合わせて乗りやすさについても向上しています。
こうしてみても、2024年モデルの第一の特徴としてより日本人が扱いやすくなった点が挙げられるでしょう。
ストリートグライドの基本スペック
基本スペックに関しては、エンジンのパワーアップが挙げられます。
先代のMilwaukee-Eight 114（1868cc）からMilwaukee-Eight 117（1923cc）に変更され、出力・最大トルクともにアップしています。
カラーバリエーションはビビッドブラック、ホワイトオニックスパール、シャークスキンブルー、ウィスキーファイヤー、アトラスシルバーメタリック、ビリヤードグレー、ブルーバースト、アルパイングリーンがスタンバイ。
メタリックな印象を感じさせるのが特徴となっています。
ストリートグライドの新モデルの魅力とは？
カラーリングに加え、デザイン面でもメタリック＆先鋭的な印象を備えているの新モデルの魅力です。
ハーレーダビッドソンならではの重厚感はそのままに、より未来を感じさせるような洗練されたデザインとなっています。
バッドウイングフェアリングを採用したシンプルで流れるようなライン、完全一体化を実現したLED照明などは新時代のハーレーを象徴するような外観を備えています。
さらにこのバッドウイングフェアリングは流体力学の概念も取り入れられており、空力の効率を最適化することでライダーの快適性も実現しています。
同じく流体力学をとりいれたウインドシールドも、ライダーの疲労を軽減させ、ツーリングなど長距離の運転でもライディングの楽しみを味わうことができます。
なお、エアベーンは調整が可能なのでライダー自身で空気の流れを調整しながらの快適な運転も可能です。
さらにこうしたデザイン面の魅力は乗り心地とも深く関わっています。
フローステートではシームレスなデザインが採用され、フロントフェンダーからサドルバックの最後部まで流れるようなラインで快適な乗り心地を目指しています。