話題のハーレー電動バイクLiveWire
あのハーレーダビッドソン社が、電動バイクを発表したと聞いて、驚かれた方も多いのではないでしょうか。
しかしその反面、環境問題を含め、ガソリン車廃止の時代的な流れは、もうすぐそこまで来ていることを実感します。
そのハーレーが、日本向けの販売を決定したのが、話題の電動バイク「LiveWire」。
開発からおよそ6年、待ちに待った国内発売式典イベントが、あの江戸総鎮守 神田明神で行われた。革新的な未来のマシン、ライブワイヤーと神田神社とのコラボ。
幻想的な趣きのなか、プレゼンテーションとイベントが行われ、ライブワイヤーがお披露目となりました。
おはらいを済ませたライブワイヤーは、熱い注目を集めながら、期待に夢は膨らんでいきます。
ハーレー・電動バイクLiveWireの主なスペック
『ハーレー・LiveWire主要スペック』
モーター:Revelation™
バッテリー:リチウムイオン電池12.8V(24Wh/120A)
AC電源での充電時間:12.5時間
DC急速充電での充電時間:1時間
航続距離:市街地235km/高速道路113km
最高出力:105 HP (78kW)
最大トルク:116 Nm・86 ft-lb
全長×全幅×全高:2,135mm×830mm×1,080mm
シート高:空車状態で780mm・乗車状態で761mm
定格車両総重量:430kg
燃料タンク容量:リットル
タイヤサイズ(前):120/70 ZR17 58W/Michelin® Scorcher® “Sport”
タイヤサイズ(後):180/55 ZR17 73W/Michelin® Scorcher® “Sport”
参考価格:349万3,600円
ボディーカラー:ビビッドブラック/オレンジフューズ
LiveWireの驚く加速性能
電動バイクとは言え、そこはハーレーのバイク、出来栄えの完成度の高さに、驚かれた方も多いのではないでしょうか。
車両重量の249kgは、何ら違和感なく、こんな大きなバイクが、電動で走るのだろうと不安な気持ちになります。
しかし、驚くことなかれ。このライブワイヤー、電動バイクで最速の時速177.6kmを叩きだしました。
0 → 100がたったの3秒といいますから、まさしく脅威の加速力というしか他ありません。
EVバイクということもあり、クラッチ操作やテクニックなどもありません。
したがって、誰でもこの性能を引き出せることを考えれば、いよいよもって期待が膨らんできます
LiveWireの特徴と魅力
運転には、大型バイクかAT限定免許が必要になりますが、登録は250ccクラスの軽二輪扱いとなるため車検要らず、かなりのコストダウンになります。
気になる充電時間は、急速充電でたったの1時間で済み、航続距離も普段使いなら235kmと余裕です。
安全性に関しては、C-TCSによる横滑りの制御、C-ABSによるコーナリング負荷のバランスなど、RDRSも標準装備で最新鋭の機能満載です。
問題点としては、高速走行時の航続距離が113kmしかないこと。
充電施設や設備が充実しなければ、どこでも気楽にとは行けず、まずロングツーリングは難しいでしょう。