リセールバリューを考慮して検討しよう!
バイクを中古で買うときには、買いたいと思っているバイクの中古相場がどれぐらいなのかを把握しておくことが重要です。
これを知っておくことで、相場より高い価格で買ってしまうミスを防ぐことができますし、相場の状況を見極めながら「安いタイミングで」「安い店で」購入するチャンスも得られるでしょう。
この中古バイクの中古相場に関しては、メーカーや車種によって傾向が異なります。
簡単に言えば、中古市場が下がりやすいバイクと、下がりにくく安定しているバイクがあるわけです。
ハーレーダビッドソンに関しては、この中古の販売価格、つまりリセールバリューが非常に安定している傾向が見られます。
かなり固定のファンがついているメーカーというのもありますし、あまり流行り廃りの影響を受けず、むしろ旧車がクラシックなバイクとして評価されることもあります。
ですから、ハーレーは値崩れしにくいという前提のもと、リセールバリューを考慮して中古価格をチェックしていく必要があるわけです。
リセールバリューの安定は売却する際には有利ですが、購入する際にはあまり安く買えないという傾向をもたらします。
この傾向は、購入した中古のハーレーを売却する際の状況とも深く関わってくるのです。
中古価格が少々高くても、いつか売るときに高く売れれば結果的にそれほど高い買い物ではなかったことになります。
となると、購入価格だけに目を向けるのではなく、自分が売却する際のリセールバリューを考慮して購入を検討することも重要になってくるのです。
買うときにすでに売るときのことを考えるのはちょっと変な感じもするかもしれませんが、リセールバリューが安定しているハーレーの中古の場合には欠かせない部分にもなるのです。
やっぱり欠かせない年式と走行距離のチェック
中古バイクの購入で欠かせないのが、年式と走行距離の確認です。
やはり、新しく走行距離が少ない(あまり使われていない)バイクの方が故障のリスクも少なく、安心して乗ることができます。
もともと丈夫と言われるハーレーですが、やはり経年劣化による故障や不具合の問題がでてきます。
ハーレーの走行距離の限界は他のバイクと比べて長く20万キロくらいまで大丈夫とも言われますが、やはり10キロ未満のものから選ぶのが基本となるでしょう。
この点は、先程挙げたリセールバリューとも密接に関わってきます。
走行距離が短いハーレーを購入すればするほど、自分が乗った後に売却する際の価格も高くなります。
自分が購入したハーレーをどれだけ乗るつもりなのか、乗るだけ乗って売却する際にどれぐらいの走行距離になるのかも頭に入れたうえで中古車を選んで見ると、より購入価格と売却価格の差が少ない「オトクな買い物」ができるチャンスが大きくなるはずです。