老若男女に愛されているバイク
皆さんはFLSTCの魅力をご存知でしょうか。
ハーレーの人気車種『FLSTC』 は、多彩なモデルがあるハーレーの中でもこれぞハーレーと言えるモデルです。
レザーのサドルバッグや幅の広いシートなど、ハーレーをあまり知らない人でもイメージできるハーレーダビッドソンというバイクをそのまま表現したモデルといえるかもしれません。
走行性能は必ずしも他のモデルに優るとはいえませんが、ゆったりと走る楽しみがあり、年代を問わず人気があります。
ハーレーというとお金や時間に余裕がある、ミドルエイジやシニアの方のバイクというイメージもあるかもしれません。
ですが、この『FLSTC』 は30代の若い世代にも人気があり、男性だけでなく女性でも乗りこなせるのも魅力です。
懐かしさが漂うバイク
選んだ理由を問えば、ほとんどの方が口にするのが、古き時代のハーレーを彷彿させる姿に魅了されたことです。
往年のアメリカを思わせる姿に、その時代を生きていない人でも何故か懐かしさやレトロ感を抱きます。
特に、昔懐かしいハーレーの雰囲気を漂わせるのがシートやフロントまわりで、ヴィンテージ好きにはたまらない1台といえるでしょう。
その誕生の発端は、既に75年ほど前となる1941年に登場したFLハイドラグライドというモデルが起源となっていると言われています。
当時のモデルは第二次世界大戦の真っただ中に生まれ、ハーレー特有の鼓動を轟かせてアメリカの荒野を駆け抜けた力強いナックルヘッドエンジンを搭載していました。
当時もこのモデルはアメリカの人々の間で瞬く間に大人気となり、その後、エンジンの改良によりパンヘッドエンジンへと変更されましたが、そのスタイルは受け継がれていきました。
さらに、1984年にソフテイルという新フレームを開発してからは、リジッド風フレームが古き良き時代のハードテイルフレームを彷彿させ、現代に往年の名車が蘇ったと言われたものです。
見た目だけではなく、中身にもこだわりを
また、『FLSTC』は、圧倒的な重量感とパワフルな走り、周囲を圧倒する存在感や雰囲気がたまりません。
『FLSTC』の魅力は外観や雰囲気にとどまらず、長距離クルージングであっても快適に走れる仕様にもあります。
外観や雰囲気は往年の古き良きハーレーではありますが、仕様は現代のテクノロジーを駆使しているためです。
アメリカの匂いがするハーレーらしさが人気なだけでなく、動かしやすさやハンドリングの快適さ、最新鋭のブレーキシステムで完成度の高いモデルと評価されています。