男性だけの楽しみじゃない!
ハーレーダビッドソンと言えば、いかつい男の乗り物の代名詞的な存在でした。
しかし、最近では女性が購入することも増えてきており、決して珍しいものではなくなってきました。
女性ライダーが増えてきたという背景ももちろんあるのですが、それ以上に女性がハーレーに惹かれる魅力があるのです。
では、それはどういったものなのでしょうか。
その中のひとつが、女性でも扱うことができるようなバイクが増えてきているという現状にあります。
バイクの大きさもさることながら、バイク自体のイメージ、フォルムも、非常に男性的ではあるものの、最近では車種も非常に豊富になってきており、非力な女性でも簡単に乗り回すことができるようになってきました。
ハーレーも同様で、様々な車種が販売されるようになってきたのです。
どうせなら大型バイクを乗りこなす
ハーレーと言えば、小型の乗用車並みの排気量(1500cc)クラスのエンジン、400キロ近い車体重量、そして女性には何よりつらい非常に重いクラッチ操作が必要になることがあります。
そういった点が、どうしても女性ライダーを遠ざけてしまっていたのですが、それを払拭させるような現状になってきています。
最近では、女性ライダーの増加に伴い、非力な女性であっても、楽に扱える車種がハーレーから発売されています。
CMなどでも女性が乗りこなしている姿を見せることが増えてきているので、イメージ戦略もしているのではないかと考えられます。
どれくらい女性の割合が増えた?
1985年あたりまでは、ハーレーを購入する人はほとんどが男性でした。
なんとその割合は98%といったもので、女性とはほぼ無縁な状態でした。
それから20年後の2003年ころになると、女性の購入者の割合も増えてきて、10%程度の女性ライダーが購入するようになってきました。
さらに現在では12%に増え、女性のハーレーライダーが年々増加しているということが伺えます。
これは前述したとおり女性でも扱いやすい車種(ローライダーやソフテイルデラックスなど)が増えたのが要因としてもあるのではないかと考えられます。
女性にオススメのハーレー
女性にオススメなハーレーの車種は色々あります。
男性的なデザインでありつつも、乗り回しやすいデザインであったり、車体の重量が軽めであったりと、女性を意識したものも増えてきているのです。
実際に購入するときは、試乗してみたりして、自分の身体にピッタリと合うものを選ぶのが良いでしょう。
いくらデザインが気に入っていても、身体に合わなければ危険を伴うこともあります。
初心者の方は、専門店のスタッフさんや、ハーレーに詳しい知人に尋ねながら選ぶようにすると安心ですね。