ハーレーダビッドソンバイクのダイナシリーズは、ハーレーバイクラインナップの中ではダイナファミリーと呼ばれています。
このシリーズも他のシリーズにはない魅力や特徴が沢山あります。
ここでは、ダイナファミリーの特徴や概要、魅力などについて記述していきたいと思います。
ダイナファミリー
ハーレーダビッドソンバイク、ダイナファミリーには、ワイドグライドと呼ばれるFXDWGがあり、このシリーズで唯一フォワードコントロールが搭載されています。
他にも、ファットボブと呼ばれるFXDF、ストリートボブと呼ばれるFXDB、ローライダーと称されるFXDL、スーパーグライドと呼ばれるFXDなどがあります。
また、スーパーグライドカスタム、スーパーグライドスポーツと呼ばれるタイプもあります。
基本的に高額で取引されることの多いハーレーダビッドソンバイクですが、かつてオークションにおいて約3000万円という桁違いの金額で落札されたことがあります。
ハーレーダビッドソンバイクを所有していることで知られるフランシスコ法王に、同社がスーパーグライドを進呈したのですが、法王は一度も乗らずにサインをしたうえで慈善団体に寄付してしまいます。
その慈善団体がオークションに出品したところ、先のような金額で落札されたということで、これは世界で最も高い取引事例とされています。
特徴や魅力
このシリーズのバイクは、専用のリアサスペンションとトランスミッションを搭載したことにより更にスポーティな走りをすることが可能となりました。
専用設計されたリアサスペンションはしっかりと路面の状態をライダーに伝え、ギア比も考慮されたトランスミッションはコーナー立ち上がりでも鋭い加速を見せます。
フレームに直接エンジンがマウントされているのでバランサーがなく、またFXDWGを除けば唯一のミッドコントロールとなっており、体格に恵まれないライダーでも扱い易くなっているのが特徴であり魅力でもあります。
ハーレーダビッドソンバイクは世界を代表するクルーザータイプのバイクですが、その中でも走りの性能を高めたこのシリーズは人気が高く、それまでのハーレーが持つイメージも刷新しました。
快適なクルージングが可能で、尚且つ運動性能も高いので、様々なライダーのニーズに応えることができるバイクなのです。
このシリーズも日本では比較的人気の高いシリーズで、実際に街中でも多く見かけます。
また、このシリーズはフロントマスクが特徴的なのも知られており、それもハーレーのイメージを大きく変えています。
新たなハーレーダビッドソンバイクの魅力を知ることも可能なダイナファミリーも視野に入れてみると良いかもしれません。